大掃除で首肩に負担が集中する理由
腕を挙げ続ける・前かがみで拭く——この2つは首の付け根~肩甲骨上部に緊張を溜めやすい動き。長時間の連続よりも、姿勢を保てる道具選びと短い休憩を挟む方が、結果的に速くラクに終わります。
道具と動きのコツ
- 伸縮柄のモップで肩をすくめない高さをキープ。
- 片手固定は避け、左右の手を交互に(片寄り防止)。
- 10分ごとに20秒だけ遠くを見る→鼻4秒/口6〜8秒でゆっくり吐く×6回。

作業前後と合間のミニルーティン
「準備→合間→終わり」でコツコツ解す。どれも気持ちいい範囲だけでOK。
①
開始前:肩の力みをリセット

肩をすくめて3秒キープ→ストンを3回。肩甲骨が下がる感覚を作ってから作業へ。
②
合間:呼吸+肩甲骨をゆっくり回す

鼻4秒→口6〜8秒で6回。ついでに肩甲骨を前後各10回、気持ちいい範囲で。
③
終了後:首の付け根を温めてクールダウン

蒸しタオル5〜10分。温め終わりに深呼吸を数回。就寝中の貼りっぱなしは避ける。
整体でできること
肩甲帯の滑走と胸郭の広がりを回復させ、翌日のだるさを軽くします。首肩だけに集中していた負担を分散し、同じ作業が続く時期でも体が持ちやすい状態へ。
関連ページ:肩こり・首こりのセルフケア/緊張型頭痛