気圧の変化で頭やこめかみ・耳のあたりがつらくなる…。
Heart+ 小田原院では、耳まわりの保温・呼吸・首肩の力み抜きを中心に、日常で続けやすいセルフケアをお伝えしています。
1
椅子にもたれてリラックス

肩の力をストンと落とし、歯は軽く離してふわっと。背もたれに寄りかかって安心ポジション。
2
4-0-6呼吸で落ち着ける

鼻から4秒吸い、止めずに口から6秒以上細く吐く。6回繰り返し、神経の高ぶりを静める。
3
耳周りをぬるく温める

耳〜耳の後ろを30〜60秒ぬるく保温。タオルや手のひらで包み、熱すぎないよう注意。
天気痛のしくみ
気圧が下がる/上がると、耳の奥(内耳)や耳管の調整に負担がかかり、首や顎のこわばり、自律神経の影響も重なると、痛みや重だるさを感じやすくなります。
そのため、耳まわりの保温・呼吸での落ち着き作り・首肩の力み抜きがシンプルで続けやすい対策になります。
セルフケア手順(段階的)
- 姿勢の準備:背もたれにもたれ、あごを引きすぎない。舌先は上あご、歯は離す。
- 4-0-6呼吸 1分:肩や首に力みが入らない範囲で。苦しければ3-0-4でもOK。
- 耳のうしろを保温:手のひら/タオルで、耳〜うしろ髪の生え際を包む。30〜60秒。
- 首の力み抜き:「うなずく↔戻す」を小さく2〜3回。痛みが出る角度は避ける。
- こめかみの圧抜き:目を閉じ、こめかみ〜側頭部を手のひらで軽く包む。深呼吸2回。
※ 痛みが強い/めまいがひどい時は短時間で切り上げ、休みましょう。
日常のコツ
- 予報を味方に:気圧アプリで下がる時間帯を把握 → その前に保温と呼吸を。
- 体温管理:首・耳・足首を冷やさない。入浴はぬるめでゆっくり。
- 睡眠リズム:就寝前は光を落とし、朝はカーテンを開けて体内時計リセット。
- カフェイン・水分:とり過ぎ・少な過ぎのどちらも控え、こまめに少量。
よくある質問
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温めると逆にズキズキします…
熱すぎが合わないサインです。ぬるい保温か、まずは呼吸だけに切り替えましょう。
めまいもあります
安全第一。横になれる場所を確保し、目線を固定。落ち着いたら短い呼吸ケアを。
どのくらい続ければ?
毎日1〜2回、気圧が下がる前後に各1回がおすすめ。短時間でもOK。
