「さっき行ったのに、また行きたくなる…」。冷えや緊張、骨盤底(おまたの支え)と呼吸の関係が影響していることがあります。
ここでは力まないコツを中心に、毎日続けやすい方法をご紹介します。
まずはご確認ください
- 排尿時の痛み・血尿・発熱・強い下腹部痛 → 医療機関を優先
- 妊娠中/産後・既往症がある場合は主治医へ相談のうえ実施してください
1
楽な姿勢に座る

肩の力を抜き、背もたれに少しもたれてOK。奥歯の噛みしめはふわっとオフ。
2
吐く息で下腹をそっと引き込む

吐くたびに下腹がスッと引き込み、おまたは締めすぎない意識で。
3
吸う息でふわっと解放(5〜6呼吸)

吸うとふわっと解放。力みゼロ〜ごく弱い力でOK。合計5〜6呼吸で整える。
3分ルーティン(冷え・緊張にやさしく)
- おなか・腰をあたためる 60秒:腹巻き/カイロ(低温やけどに注意)。下腹・仙骨まわりをやさしく。
- 肋骨ゆらし 60秒:下あばらに手を当て、吐く息で数ミリゆれる程度。押し込まない。
- 骨盤の前後リズム 60秒:座って小さく前傾/後傾。腰でなく股関節で座る感覚へ。
就寝前の整え方(夜間のトイレを減らす工夫)
- 水分:寝る2〜3時間前からは“がぶ飲み”を避け、少量ずつ
- 体温:就寝60〜90分前の軽い入浴でポカポカ→自然に眠気へ
- 光:画面は暗めに、寝室は落ち着いた灯りに
日常のコツ
- カフェインは午後早めまでに(お茶/コーヒーは量と時間を調整)
- 「我慢」ではなく行きたい時に行ける環境づくり(トイレ位置の把握・動線)
- 冷えやすい日は、足首・おなか・腰をあたためる
避けたいこと
- 力いっぱいの「締める」練習(力みで逆効果に)
- 寝る直前の大量の水分
- 下半身の冷え放置
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よくある質問
回数はどれくらい?
朝・昼・夕に各1〜3分ずつ。トイレが近い日は“短く優しく”に切り替えましょう。
運動はしても大丈夫?
息を止めない軽い運動ならOK。力むトレーニングは控えめに。
