三叉神経痛のセルフケア

顔・頬・顎にピリッと電気が走るような痛みが続くとつらいですよね。ここでは、毎日続けやすいやさしいセルフケアをまとめました。
ルールは「痛みゼロ〜違和感手前」「小さく・ゆっくり」です。無理はしないでくださいね。

📑 目次を表示
  1. まずはご確認ください
  2. 今すぐ1分ケア
  3. 3分ルーティン
  4. 就寝前ルーティン
  5. 日常のコツ
  6. 避けたいこと
  7. 関連ページ
  8. よくある質問

まずはご確認ください

  • 激しい痛みが急に強まる、しびれ・麻痺、発熱がある → 医療機関を優先
  • セルフケアは補助です。治療方針・お薬の指示を優先してください

今すぐ1分ケア(顎リラックス+やさしい呼吸)

1

姿勢

椅子に楽に座り、肩がストンと落ちた姿勢

椅子に楽に座る。背中は力を抜き、肩はストンと自然に下げる。あごを上げすぎず、目線は水平。

2

舌の位置

舌先を上の前歯のすぐ後ろの上あごへそっと当てる

舌先を上の前歯のすぐ後ろの上あごにそっと置く。外へ出さない。軽く触れるだけでOK。

3

歯と歯の間

上下の歯は紙一枚分のすき間を保つ

上下の歯はくっつけない紙一枚分のすき間を保つ。唇はそっと閉じるか、わずかに開く程度。

4

呼吸

鼻から吸って細く長く吐く呼吸

鼻から吸って → 細く長く吐く。吐く息は吸う息より少し長めに。6回を目安に、肩と胸がふわっと下がる感覚を確認。

5

ふわっとリラックス

吐いたあとに頬がふわっと緩んだリラックス表情

吐き終わりに頬がふわ〜っと緩むのを合図に終了。痛み・違和感が出たら中止し、楽な範囲で続ける。

3分ルーティン(刺激は小さく)

  1. こめかみの「間接」ケア 45秒:髪の生えぎわを両手で軽く包み、呼気に合わせて数ミリだけ揺らす(押し込まない)。
  2. 首・胸のび呼吸 60秒:片手を胸、片手をみぞおちに。吐く息で肩の力が抜けるのを感じる。
  3. 顎の休み方 45秒:「舌先上あご」「歯は離す」をもう一度。頬の内側が広がる感覚を味わう。
  4. 冷え対策 30秒:首・頬に冷風が当たらないようマフラー/ネックウォーマーでガード。

就寝前ルーティン(発作のゆさぶりを減らす)

  • 光:寝る1時間前から画面を暗めに
  • 体温:就寝60〜90分前に短めの入浴(ぬるめ)
  • 呼吸:横向き/仰向けで4-2-6のゆっくり呼吸×1〜2分

日常のコツ

  • 歯磨き・咀嚼は痛くない側から少しずつ
  • 冷風・強い風は顔に直接当てない
  • 食いしばりに気づいたら「歯は離す」を合言葉に

避けたいこと

  • 強いマッサージ・押し込み
  • 急な温度差(冷風/熱風を顔に直撃)

よくある質問

顔に触れると痛みが出やすい…
直接は触らず、首・胸・呼吸から緩めるのがおすすめです。
どのくらい続ければいい?
1日3〜10分を目安に“気持ちよく終える”のが合図。無理せず継続しましょう。

LINE相談 予約フォーム 電話する