顔・頬・顎にピリッと電気が走るような痛みが続くとつらいですよね。ここでは、毎日続けやすいやさしいセルフケアをまとめました。
ルールは「痛みゼロ〜違和感手前」「小さく・ゆっくり」です。無理はしないでくださいね。
まずはご確認ください
- 激しい痛みが急に強まる、しびれ・麻痺、発熱がある → 医療機関を優先
- セルフケアは補助です。治療方針・お薬の指示を優先してください
今すぐ1分ケア(顎リラックス+やさしい呼吸)
1
姿勢

椅子に楽に座る。背中は力を抜き、肩はストンと自然に下げる。あごを上げすぎず、目線は水平。
2
舌の位置

舌先を上の前歯のすぐ後ろの上あごにそっと置く。外へ出さない。軽く触れるだけでOK。
3
歯と歯の間

上下の歯はくっつけない。紙一枚分のすき間を保つ。唇はそっと閉じるか、わずかに開く程度。
4
呼吸

鼻から吸って → 細く長く吐く。吐く息は吸う息より少し長めに。6回を目安に、肩と胸がふわっと下がる感覚を確認。
5
ふわっとリラックス

吐き終わりに頬がふわ〜っと緩むのを合図に終了。痛み・違和感が出たら中止し、楽な範囲で続ける。
3分ルーティン(刺激は小さく)
- こめかみの「間接」ケア 45秒:髪の生えぎわを両手で軽く包み、呼気に合わせて数ミリだけ揺らす(押し込まない)。
- 首・胸のび呼吸 60秒:片手を胸、片手をみぞおちに。吐く息で肩の力が抜けるのを感じる。
- 顎の休み方 45秒:「舌先上あご」「歯は離す」をもう一度。頬の内側が広がる感覚を味わう。
- 冷え対策 30秒:首・頬に冷風が当たらないようマフラー/ネックウォーマーでガード。
就寝前ルーティン(発作のゆさぶりを減らす)
- 光:寝る1時間前から画面を暗めに
- 体温:就寝60〜90分前に短めの入浴(ぬるめ)
- 呼吸:横向き/仰向けで4-2-6のゆっくり呼吸×1〜2分
日常のコツ
- 歯磨き・咀嚼は痛くない側から少しずつ
- 冷風・強い風は顔に直接当てない
- 食いしばりに気づいたら「歯は離す」を合言葉に
避けたいこと
- 強いマッサージ・押し込み
- 急な温度差(冷風/熱風を顔に直撃)
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よくある質問
顔に触れると痛みが出やすい…
直接は触らず、首・胸・呼吸から緩めるのがおすすめです。
どのくらい続ければいい?
1日3〜10分を目安に“気持ちよく終える”のが合図。無理せず継続しましょう。
