更年期やPMSの時期に「眠りが浅い」「途中で目が覚める」といった睡眠の揺れを感じていませんか?
こうした時期は、ホルモンバランスの変動によって自律神経の切り替えがうまくいかず、眠っても回復が追いつきにくい日が出てきます。すると、目の刺激が抜けにくい感じや、首の付け根の固さ、頭が重い・締めつけられるような不調が重なりやすくなります。
この記事では、更年期 頭痛やPMS 頭痛と睡眠の関係を整理し、眠りが浅い時期にできる「目→首→呼吸」の整え方3つをご紹介します。
なぜ更年期・PMSの時期に頭痛が出やすいのか
更年期やPMS(月経前症候群)の時期は、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が大きく変動します。この変動が自律神経に影響し、以下のような連鎖が起こりやすくなります。
- ホルモン変動 → 自律神経の切り替えが鈍る
- 眠りが浅くなる → 回復が追いつかない
- 目の刺激が抜けにくい → 首の付け根が固まる
- 首・肩の緊張 → 頭が重い、締めつけられる
つまり、「眠りの質の低下」と「頭痛」はセットで起こりやすいのです。眠りが浅い日ほど、目・首・呼吸のケアが大切になります。
PMSと睡眠の関係については、大塚製薬 PMS(月経前症候群)ラボでも詳しく解説されています。
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眠りが浅い時期に起こりやすい不調のサイン
以下のような症状が続いている場合、眠りの質が落ちていることが影響しているかもしれません。
- 朝起きても頭がスッキリしない、重い
- 目の奥がズーンと重く、光がまぶしく感じる
- 首の付け根を触ると硬くなっている
- 日中も眠気やだるさが抜けない
- 夕方になるとこめかみや後頭部が締めつけられる
これらは「睡眠不足」ではなく、「眠りの質が浅い」ことで回復が追いつかない状態です。更年期やPMSの時期は、睡眠時間を確保していても質が落ちやすいため、起きている時間の過ごし方が重要になります。
更年期の不眠と頭痛の関係については、小林製薬 命の母のページでも解説されています。
眠りが浅い時期の整え方|目→首→呼吸の3ステップ
ホルモン変動期は、刺激を「足す」よりも「減らす」ことが大切です。以下の3つのセルフケアは、夜寝る前に1〜2分でできます。
① 目のまわりをぬるく温める(30秒〜1分)
蒸しタオルやホットアイマスクで目のまわりをやさしく温めます。目の乾きや力みが強い日は、温めることで目の周囲の筋肉がゆるみ、刺激が抜けやすくなります。

② 首〜肩を温めて、力みをほどく(30秒〜1分)
蒸しタオルやホットパックを首から肩にかけて当てます。首の付け根が温まると、肩甲骨まわりの緊張もゆるみやすくなり、頭への血流が整いやすくなります。

③ 吐く息を長くして、自律神経の切り替えを助ける(6回)
鼻から4秒ほど吸って、6秒以上かけて細く長く吐きます。これを6回繰り返します。「吐く」を長めにすることで副交感神経が優位になり、体が休息モードに入りやすくなります。

更年期の睡眠改善については、大正製薬 更年期の眠りコラムも参考になります。
当院での更年期・PMS時期の整え方
当院では、ホルモン変動期の不調を「気合い不足」や「ストレスだけ」で片づけません。眠りが浅い時期ほど、目・首・呼吸がセットで固まりやすいことを踏まえ、負担が分散できるよう整えます。
具体的には、以下のような施術を行います。
- 首の付け根・肩甲帯の緊張をやさしくゆるめる
- 胸郭(肋骨まわり)の動きを整え、呼吸を深くしやすくする
- 自律神経調整で、体が休息モードに入りやすい状態を作る
施術は筋膜リリースを中心に、痛みの少ないやさしい手技で行います。「強く押されるのが苦手」「更年期で体が敏感になっている」という方にも安心して受けていただけます。
まとめ|眠りが浅い時期こそ「目・首・呼吸」を整える
更年期やPMSの時期は、ホルモン変動によって眠りの質が揺れやすく、頭痛が出やすい土台ができやすくなります。睡眠時間を確保しても回復が追いつかない日は、「目→首→呼吸」の順番で整えることで、体が休息モードに入りやすくなります。
セルフケアだけでは抜けきらない不調には、体の土台から整えるケアが役立ちます。ホルモン変動期の「なんとなく調子が悪い」を、一緒に整えていきましょう。
「睡眠 × 目 × 頭痛」シリーズを続けて読む
このシリーズでは、目の酷使 → 睡眠の質の低下 → 首・自律神経の乱れ → 頭痛という流れを、1本ずつ分解して解説しています。
- 眠っても疲れが取れないのは「目」が休めていないから
- 寝不足じゃないのに頭が重い理由
- 夜スマホがやめられない人ほど朝つらい
- ▶ 更年期・PMSの頭痛と不眠|眠りが浅い時期の整え方3つ(この記事)
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