腰痛のセルフケア

朝起きた直後のこわばり、座り仕事や家事のあとに重だるい、時々ピキッと痛む…。
Heart+ 小田原院では、呼吸・骨盤と背骨の連動・股関節の滑らかさを整えるやさしいセルフケアをご紹介します。

📑 目次を表示
  1. 今すぐ1分ケア
  2. 腰痛の考え方(やさしく)
  3. セルフケア手順(段階的)
  4. 日常のコツ(座り方・持ち上げ方)
  5. よくある質問
  6. 関連ページ

今すぐ1分ケア

  1. 骨盤の前後ゆらし(30秒):浅く座り、骨盤を前→戻す→後ろ→戻すを小さく。痛みの出る角度は避ける。
  2. 4-2-6呼吸(30〜60秒):吐くたびに下腹がふわっと引き込み、吸うと解放。肩や喉に力みを入れない。
  3. 腰〜お腹の保温(30〜60秒):腹巻き/手のひら/タオルでぬるく。

腰痛の考え方(やさしく)

腰だけを揉んでも変化が乏しいことが多いのは、胸郭(呼吸)・骨盤・股関節・背骨が互いに助け合って動くから。
身体均整法の考えでは、局所ではなく全体のバランスを整えることで、同じ動作をしても腰に負担が集中しにくい状態を作ります。

セルフケア手順(段階的)

① 骨盤の前後ゆらし(均整法エッセンス/60秒)

  1. 椅子に浅く座り、骨盤を前→戻す→後ろ→戻すと小さく揺らす。
  2. お腹に力を入れすぎない。呼吸は止めない。

② 背骨の「丸め↔反らし」(呼吸連動/30秒)

  1. 吐く時に背中をやさしく丸め、吸う時に胸を少し開く。
  2. 小さな可動で3〜5回。首・腰に痛みが出る角度は避ける。

③ 股関節の滑走づくり(30〜60秒)

  1. 椅子座位のまま、片膝を軽く抱えて胸に近づける→解放。左右各3回。
  2. 痛みが出ない範囲で。腿裏やお尻の張りが軽くなる感覚を確認。

④ お腹と腰の温度ケア(30〜60秒)

  • 腹巻き/タオルでぬるく保温。冷え込み時は腰と下腹を同時に。
  • 入浴は熱すぎず10分目安。湯上がりは軽く水分補給。

⑤ 仕上げの立位チェック(各3呼吸)

  1. まっすぐ立ち、体重をゆっくり左→中央→右へ移す。
  2. 左右差が強い方は、軽く多めに。無理はしない。

日常のコツ(座り方・持ち上げ方)

  • 座り方:深く座りすぎず、背もたれに軽くもたれ、肘を支える(肩の力み防止)。60〜90分ごとに30秒だけ立つ。
  • PC作業:画面は目線の高さ、キーボードは近く。足は組み替え前提で左右均等に戻す。
  • 持ち上げ方:物は身体に近づけ、膝と股関節で沈む→脚で戻る。ひねりながら持ち上げない。
  • 睡眠:横向き時は膝の間に枕。仰向け時は膝下にクッションで腰の反りを減らす。

※ 強い痛み・しびれ・脱力・発熱や外傷がある場合は、まず医療機関での評価を優先してください。

よくある質問

いつやるのが良い?
朝のこわばり時・長時間座った後・寝る前に各1セットが目安。1回1〜2分でOK。
痛みが強い日は?
可動を小さくし、呼吸と保温を中心に。痛みが出る動きは避け、短時間で切り上げましょう。
運動はした方がいい?
息が弾まない散歩・ストレッチを毎日5〜10分から。翌日に痛みが残らない強度で。

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