気圧の変化で首や肩が重くなる時のセルフケア
低気圧が近づくと「首が重い」「肩がガチガチ」「頭がぼんやりする」などの不調が出やすくなります。これは気圧の変化で体が緊張し、呼吸や血流が浅くなるため。ここでは1日3分でできる、やさしいセルフケアをご紹介します。
理由なぜ気圧で首肩が重くなる?
■ 胸まわりが硬くなると呼吸が浅くなる
気圧が下がると体は無意識に「守る姿勢」になり、胸まわり(肋骨のあたり)が硬くなります。胸が広がりにくくなると呼吸が浅くなり、首や肩で息をするクセが出て、重さやこわばりにつながります。
■ 首にばかり負担が集中する
胸が動かない分、首や肩で支えようとするため、上半身がガチガチになりやすくなります。
■ 自律神経が揺れやすい
気圧は自律神経にとても敏感。交感神経(緊張)が優位になると、首肩のハリ・頭の重さ・だるさが強く感じやすくなります。
やり方つらい日に先にやっておく4つの整え方
- ① 胸を広げるストレッチ:肩甲骨を軽く後ろへ寄せ、胸をひらくように10秒×3回。
- ② ゆっくり呼吸:鼻から4秒かけて吸い、止めずに6秒以上でゆっくり吐くを6回。
- ③ 首と肩を温める:蒸しタオルを5〜10分あてて“つっぱり”を先にゆるめる。
- ④ 20秒の小休止:作業の途中で20秒だけ手を止め、深呼吸を1回。緊張のリセットに◎。
注意やらない方がいい時
- 強い痛み・熱感・腫れを伴う時
- めまいがひどい日
- 急な頭痛の悪化(医療受診推奨)
整体当院でできること
気圧の変化に左右されやすい方は、胸まわり(肋骨のあたり)の動きが硬いことが多いです。当院では呼吸に合わせて胸が広がりやすい状態へ整え、首と肩に集中していた負担を分散します。こうすることで、気圧の変化でも首や肩がつらくなりにくい体へ近づいていきます。
