自律神経のセルフケア

なんとなく落ち着かない・眠りが浅い・動悸やだるさが続く…。
Heart+ 小田原院では、毎日少しずつ続けられるやさしいセルフケアとして、呼吸・姿勢・背骨や骨盤の連動・左右バランス・体温ケアをお伝えしています。

📑 目次を表示
  1. 今すぐ1分ケア
  2. セルフケアの考え方(やさしく)
  3. セルフケア手順(段階的)
  4. 日常のコツ
  5. よくある質問
  6. 関連ページ

今すぐ1分ケア

  1. 肩の力を抜く。背もたれにもたれてOK。歯は離す、舌先は上あご。
  2. 4-2-6呼吸×6回。鼻で4秒吸う→2秒おく→口or鼻で6秒以上ゆっくり吐く。苦しければ3-1-4でもOK。
  3. みぞおちを手で支える。吐くたびにみぞおちがふわっと沈む感覚を確かめる。

セルフケアの考え方

自律神経は、呼吸・体温・心拍・消化などを自動で整えています。
日々の緊張が積み重なると切り替えがうまくいかず、眠りや落ち着きに影響が出やすくなります。
そこで、呼吸と姿勢を中心に、背骨・骨盤のやさしい動き左右バランスを整えると、切り替えやすい状態に近づきます。

セルフケア手順(段階的)

① 呼吸とみぞおちリセット(1〜2分)

  1. 椅子にもたれ、片手をみぞおちに添える。
  2. 吸うと手が少し上がり、吐くとふわっと沈むのを感じる。
  3. ペースは4-2-6(吸う4|止め2|吐く6)。つらければ3-1-4

② 背骨の「丸め↔反らし」(身体均整法エッセンス/30秒)

  1. 椅子に座り、背中をやさしく丸める→胸を軽く開いて反らす。
  2. 呼吸と合わせて、吐く時に丸める/吸う時に軽く開く
  3. 小さな可動で3〜5回。首・腰に痛みが出る角度は避ける。

③ 骨盤の前後ゆらし(30〜60秒)

  1. 浅く座り、骨盤を前→戻す→後ろ→戻すと小さくゆらす。
  2. お腹に力を入れすぎず、呼吸は止めない。

④ 左右バランス(立位体重移動/各3呼吸)

  1. まっすぐ立ち、体重をゆっくり左→中央→右へ移す。
  2. それぞれの位置で3呼吸。肩はストン、顎はリラックス。

⑤ 手足の温度差ケア(手浴・足浴/5分以内)

  • 落ち着かない時はぬるめの手浴/足浴。短時間で切り上げOK。
  • 熱すぎは避ける。終わったら水分を少し補給。

日常のコツ

  • 朝:起きたらカーテンを開けて朝の光を浴びる。
  • 昼:同じ姿勢を続けない(60〜90分ごとに30秒だけ立つ)。
  • 夜:就寝1時間前から光と音を落とす。深夜のスマホは控えめに。
  • 水分・体温:こまめに少量。冷やしすぎ・温めすぎに偏らない。

よくある質問

呼吸で余計に苦しくなります…
止める秒数を短くしてOK。3-0-4鼻だけでゆっくり吐くから始めましょう。
体操はいつやればいい?
朝と就寝前に1〜2分。デスクワークの合間にも30秒だけ背骨の丸め↔反らしを。
何日で効果が出る?
個人差があります。まずは1〜2週間、毎日短時間続け、リズム作りを優先してください。
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